種類を解説!塗床の材料編
塗床とは
塗床工事とは、床の下地になっているコンクリートに仕上げ材をじかに塗装する工事のこと。
最大の目的は、下地材であるコンクリートを保護するという役割ですが、
人や車両の通行が多い、重量物を扱う、特殊な薬品を使用する、など床がいたみやすいときには
ぞれぞれの状況に合わせた仕上げ材を用いて施工していきます。
塗床の特性
施工する箇所で多いのが、おもに工場や研究室や商業施設です。しかし、それ以外にも塗床の特性を活かす施工は
多岐にわたります。この記事でみなさんにいちばん知っていただきたいことは『塗床の幅広い特性』
一概に言えないのですが、ここではざっとご紹介します。
・耐熱性
・耐水性
・耐薬品性
・耐低(高)温性・・・・・薬品に強く、ホコリを嫌い、
・防塵性 繋ぎ目がなく清掃性を求められる場所に適している
・抗菌性 (クリーンルーム / 精密機械工場 / 食品工場など)
・美装性
・耐久性
・防滑性
・耐低(高)温性・・・・・重量車輌などが行き来する場所、
・耐摩耗性 不燃性が求められる場所、強い衝撃がかかる場所に適している
・耐衝撃性 (物流倉庫 / 自動車生産工場 / 駐車場 / 溶接場など)
・衛生的
上記以外にもあらゆるシチュエーションに対応できるのが塗床です。じつに奥の深い工事なのです。
次の記事では、材料を種類別にご紹介します!